「陽光輝く南イタリア・シチリア島8日間」ツアー3日目のレポートです。
3日目の朝は
モーニングコールが7:00
ホテルの朝食も7:00から
出発が8:30なので、今日はゆったりした朝です。
デッラ・バレの朝食は
卵、チーズ、ハム、パンなどがあるアメリカンブレックファーストでした。
レモンのパンケーキやクリームパンなど、スイーツ系のパンが豊富でした。
イタリア人は「朝から体が動くように、すぐにエネルギーになる糖質を摂る」という習慣があるそうで、朝食でケーキなどのスイーツを食べるそうです。(だからみんな太るのでは……)
生野菜がついてなかったので、フルーツのシロップ漬けでビタミンを補給しました。
カプチーノマシンがあったので、淹れてみました。このとき、ミルクが大量にドバッと出てきたのですが、気にせず飲み干しました。
これがのちに大変なことに……。
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シラクーサへ出発~昼食について
8:30 バスに乗ってシラクーサ(Siracusa)へ出発です。アグリジェントから西へ215km、約3時間の移動です。
昼近くに到着しました。
まずはレストランに入って昼食です。中庭の眺めが綺麗なところでした。
シチリア名物のアランチーニ(リゾットとチーズが入った揚げ物です)
メインディッシュは添乗員さんから「イカフライ」と説明があったので、みんなでイカリングを想像していたのですが……
イカ丸ごとフライ!! ……イタリアはダイナミックです(汗)
フルーツのシロップ煮のようなもの
このあたりからツアーの人たちと打ち解けてきて、話をするようになりました。
私たちは母娘で旅行しているので、「いいねぇ~お母さんにお金出してもらって海外旅行なんて~」と、私を『甘ったれ娘』の設定でみなさん話しかけてきます。
で、私が「いえ、旅費は全額私が出してるんで」というと、
「えええええーーっ!!」
とみなさん目を丸くして驚き、尊敬のまなざしに変わります。
フフフ……私はこのときだけ水戸黄門気分が味わえるんです。
海外旅行のツアーに参加する人たちは裕福な人が多いので、そもそも子供にお金を出してもらう必要がないというのもありますが、
私の周りにも子供がお金を出して一緒に旅行している人って、まったく見かけないんで、やはり相当珍しいんでしょうね。
シラクーサの観光へ
さて、食事のあとはシラクーサの観光です。
シラクーサはシチリア島の東部にあり、古代地中海の大都市として栄えた港町です。フェニキア人、コリンツィ人、シクーリ人たちが住み、文化が混在し合う建築物が見られるのが特長です。
ギリシャ劇場(Teatro Greco) 野外コンサートの準備中でした。
ネアポリ考古学公園(Parco Archeologico della Neapoli)
実は昼過ぎから胃の調子が悪くなってきていたのですが、このあたりから本格的にお腹が痛くなってきました。
思い返せば、朝飲んだカプチーノのミルクが古かったのではと……。
カプチーノマシンからドバッと出たミルクは、おそらくミルクタンクを掃除してなくて、昨日の古いミルクが出たんだと思うんです。
しかし私の体調に関係なく観光は進みます……(TT)
今度はオルティジア島(Ortigia)に移動です。こちらは旧市街です。
ドゥオーモ(Duomo)
その隣の教会にはカラバッジョの絵がありました。私はカラバッジョ大好きなんで、作品が見られて嬉しかったです。
ファント・アレトゥーザ(Fonte Aretusa)
シラクーサの海岸
ここで30分ほど自由行動になりました。
母は美しい港に大感動。私は腹痛でオチオチ観光できませんでした(涙)
シラクーサはシチリア島で最も美しい町と言われ、私もこの旅行で一番楽しみにしていたんですが……まさかこんな最悪な体調になるとは……(涙)
タオルミーナへ移動(大丈夫か!? 私!!)
さて、ここからはバスに乗ってタオルミーナに移動です。北へ130km、約2時間です。
私は食あたり真っ最中だったんで2時間のバス移動が大変不安でした。
ツアーは食事の衛生状態がちゃんとしてるので、ほとんどお腹を壊したことがないんですが、久しぶりにやってしまいました……。
ここでの私の反省点は、薬をスーツケースに入れっぱなしだったこと!
スーツケースはバスの下トランクに入れられるので、ホテルに着くまで取り出せないんですね。(どうしてもの場合は取り出せますが、自分のスーツケースを探すのに時間がかかり、ツアーのスケジュールが遅れてしまうので、なかなか言い出せないですよね……)
ということでみなさん、緊急性のある薬(下痢止め、酔い止め、頭痛薬など)は必ず手荷物にしましょう~~!! 風邪薬などはホテルに戻ってからでもいいと思いますが。
しかも、ことのきは羽織るものも何も持っていなかったので(これも反省)、鞄をお腹にあてて冷えないようにしました。暑い国でも「体を温める上着」は必ず手荷物にしたほうがいいですね!!
ギリギリまでトイレで粘り、「あとはなるようになれ!!」と、バスに乗車しました。(ま、本当に困ったときは添乗員さんに相談してトイレに行こうと思ってましたが)
気にしすぎると今度は神経性の腹痛になりそうだったので、「とにかく何も考えないのが1番!」と開き直って、無理矢理寝ちゃいました。
すると、ハッと気づいたときはタオルミーナに到着していました。どうやら無事だったようです。よ、よかった……。
3日目のホテルと夕食について
ホテルはビラ・エスペリア(VILLA ESPERIA)。タオルミーナの中腹あたりにある、眺めのいいホテルです。
ホテルで夕食になりましたが、私は食べられず、部屋で休むことにしました。
ということで、母が写真を撮ってくれました。
イワシのパスタ
切り身魚のケッパー煮と季節野菜のつけあわせ
パンナコッタ
添乗員さんから体温計を渡され、熱を測ると37℃以上になってました。食あたりで微熱が出た模様です。
「食あたりになったら何を食べてもお腹を壊してしまうので、絶食してしばらく様子を見たほうがいい。ただし脱水症状にならないように、ポカリスエットや砂糖を入れた紅茶などを必ず飲んでください」
とアドバイスされました。なるほど。
この日はサッとシャワーを浴びですぐに就寝しました。
思わぬ食あたりに見舞われた私!! 果たしてツアーは無事に回れるのか!? 待て次号!!
(母は相変わらず元気です)
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