【イタリア】「南イタリア・シチリア島８日間周遊ツアー」に親子で参加！　８日目～ツアーのまとめ～

「陽光輝く南イタリア・シチリア島８日間」ツアー８日目のレポートです。

成田空港には翌日の９：２５分到着です。

荷物も無事に受け取り、ツアーは解散になりました。

私は寝不足でフラフラでしたが、母は良く寝たようで、元気でした（笑）
ここで母ともお別れ。母は終始元気に旅行していました。ツアーの方たちもみなさんお元気でした。

１番若いはずの私が、行きの飛行機で首を痛めたり、途中で食あたりになったりと、１番ツアーの足を引っ張ったような……（汗）

すでに２０ヵ国近く旅している現在の母ですが、「どこが一番良かった？」と聞くと、今でも「アマルフィ！」と答えます。

母基準なので何とも言えませんが（笑）……アマルフィは景色も建物も美しく、食べ物がおいしいところなので、ご両親の旅行先としては超オススメですよ！

ここで今回のツアーの総括などを。

南イタリア（特にシチリア）は「マフィアの巣窟」というイメージがあるせいか、治安が悪い、という印象を持っている人も多いかもしれませんが、そんなことは全然ないです。

他の海外の都市と同じように「夜に１人で出歩かない」「スリに気を付ける」という程度です。

治安の悪い都市を周るとき、添乗員さんは「ひったくりに気を付けてください！」と頻繁に注意喚起しますが、この旅行中はまったくそういうことはありませんでした。それだけ治安がいいということですね。

パリ、ローマ、マドリードなどのほうが、はるかに治安が悪かったです。田舎より都会のほうが治安は悪いと思います。

ナポリ周辺の食事はすごく美味しかったですが、シチリア、アルベロベッロなどは、食べられないほど不味くはないですが、「ものすごく美味しい！」ってわけではありませんでした。

日本で美味しいものを食べつけている人には、味付けが素朴で、ちょっと物足りないかもしれませんね。

ヨーロッパのツアーで気になるのは野菜がすごく少ないことです。生野菜はあまり出てこないんですね。

なので、フリータイムのときに市場に寄ったりして、フルーツやトマトとかを買ってビタミン補給するといいと思います。

あと朝食にはフルーツポンチなんかがあるので、それを多目に摂るといいですね。

バスの移動中は、だいたい２時間おきにドライブインに停まってトイレタイムがありました。あとはレストランがトイレタイムでした。

添乗員さんがバスの中で「みなさん、トイレ大丈夫ですか～？」と頻繁に気遣ってくれるので、緊急なトイレ問題はありませんでした。（途中、私は食あたりを起こしてピンチになりましたが、無事に乗り切れました……）

このツアーは車内にトイレがついていなかったんですが、ヨーロッパ周遊ツアーとかのバスは車内にトイレがあるんで、トイレが近くて心配な人は、ツアー参加前にトイレ付きのバスか確認したほういがいいと思います。

イタリアは、公園のトイレとかは便座がなかったりと汚いんですが、旅行会社がアテンドしているツアーでは汚いトイレにはまず案内しないので、トイレはみんな綺麗でした。

なのでツアーの場合は、トイレの衛生状態はそんなに心配ないと思います。

毎日２～３時間（このツアーでは長いときに７時間！）、バス移動があるので、「ツアーは大変なんじゃない？」と思われがちですが、頻繁にドライブインに寄ってくれるので、そんなにバスの移動は疲れません。

結構、土地土地のドライブインで土産物を見たりするのも、旅行中の楽しみだったりします(^^)

最近のツアーはよほど人数が多くない限り、２人掛けの座席に１人で座れるので、バスの中でも広々ゆったりと過ごせますよ。

これ以来、母とは一緒に旅行していませんが、母は去年はモロッコのツアーに１人で参加したりと、相変わらず精力的に出かけています。この旅行はドバイ経由だったので、日本からモロッコまで飛行時間だけで１８時間！！　私には到底真似できません……。

費用は私持ちなので……お金のやりくりは大変ですが……でもいいんです！

海外旅行に行けることで、母は元気でい続けてくれます。それが一番ですからね！

人間が死ぬとき、唯一持って行けるものは“思い出”です。

母が将来、人生を終えるとき、「ああ、いっぱい旅行に行けて楽しかったな」という思い出をたくさん持って行ってくれればいいな、と私は思ってます。

それが娘の私に出来る、唯一の親孝行だからです。

私自身も、母がいなくなったときに、「ああ、もっとやりたいことさせてあげれば良かったな」と後悔したくないので、元気なうちにやりたいことをさせてあげています。
（あくまで、お金が出せる範囲ではありますが……（汗））

「海外旅行をプレゼントするお金なんてないよ！」という人でも、

国内旅行とか、一緒にドライブするとか、ほんの１時間一緒に散歩するだけでも、

“子供と一緒に過ごした楽しい記憶”がご両親の“いい思い出”になります。

もし、「最近親孝行してないな～」って思っている人は、ちょっと考えてみてはいかがでしょうか？

ここまで読んでくださってありがとうございました！