【ベトナム旅行】ベトナム土産の定番・マルゥのチョコを食べ比べてみた

かつてのベトナム産チョコは、いわゆる廉価品のものばかりで、特別に美味しいわけではありませんでした。
ですが最近は、ベトナムの良質なカカオに目を付けたショコラティエたちが次々と市場に参入してきて、ベトナムのチョコレートは世界でもトップレベルになるくらい、完成度の高いものになりました。
お土産屋さんに入ると、可愛いパッケージに包まれたチョコレートがたくさん置かれていて、今や、チョコレートはベトナム土産の定番になっています。

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そんなベトナムチョコレートブームの火付け役になったのがマルゥ(MAROU)のチョコです。

マルゥはフランス人のショコラティエ2人が、「シングル オリジン」をコンセプトにして作っています。「シングル オリジン」とは、ひとつの産地のカカオからひとつのチョコを作るということで、色々なカカオを混ぜてはいないんですね。
チョコは6種類あるんで、6つの産地のカカオが味わえます。

ホーチミンのマルゥカフェにはカカオの産地が紹介された地図があります。

以前はホーチミンの中の限られたお土産屋さんにしかなかったんですが、2017年現在は空港、お土産屋さんでたくさん見かけました。(ダナン空港にもありましたよ)

小さいタブレットだと6枚セットで300000VND(≒1500円)、1枚のバラだと50000VND(≒250円)です。

どの産地のチョコがどんな味がするのか? ベトナムのカカオを堪能してみよう! ということで、食べ比べてみました。

TIEN GIANG ティエンジャン 70%


メコンデルタのチョガオ地区のカカオを使っていて、無農薬で化学肥料も一切使っていないそうです。
こちらはマルゥの中ではカカオの苦さが控えめで、マイルドな味です。かすかにキャラメルのような風味がする、さわやかな甘さです。
マルゥの人気商品らしく、美味しいです。

DAK LAK ダクラック 70%


ベトナム中部高原・ダクラック省産のカカオを使用しています。
しっかりとしたカカオの味と、控えめな甘さが程よく上品で、スイーツとして食べても美味しいし、赤ワインにも合います!
私はこのチョコが一番好きです(^^)

DONG NAI ドンナイ 72%


ドンナイ上流域(ホーチミンの北のほう)で栽培されるカカオ豆から作られています。
他のチョコよりカカオの苦みが控えめです。程よい甘さで食べやすく、言い方はアレですが、市販のチョコレートに一番近い味です(笑)
チョコ好きの人はこれが一番好きかもしれません。
ビターチョコが苦手という人には、これが一番オススメです。

LAM DONG ラムドン 74%


高原地帯(ダラットあたりでしょうか)の自然保護区となっている地域で作られた希少なカカオを使っています。
こちらもカカオの苦みと甘さがしっかりしていて、かすかに洋酒のような香りもします。風味が豊かです。

BA RIA バリア 76%


ベトナム南部沿岸に位置するバリア省のトリニタリオ種カカオを使っています。
カカオの苦みと甘みが両方ともしっかり味わえる、「ザ・チョコレート!」という感じです。ちょっと酸味もします。

BEN TRE ベンチェ 78%


メコンデルタに位置するベンチェ省産のカカオを使用しています。
上質なしっかりしたカカオの苦みが口に広がり、かすかな甘みもします。このチョコは赤ワインに合います!

以上、個人の独断と偏見で紹介させていただきました。
マルゥのチョコはカカオの味がしっかりしていて、本当に美味しいです!
ベトナム土産としてオススメですよ。パッケージも綺麗なので女子受けしますし、小さいタブレットなら安いので、配りものにもいいですね。

チョコ好きの人だけでなく、赤ワインが好きな人のお土産にすると絶対に喜ばれると思います。個人的に赤ワインに1番合うと思ったのは「ダクラック」、次が「ベンチェ」です。

ちなみにマルゥは通販でも買えますよ!

ラムドン・アラビカ・コーヒー 64% (80g)


ベンチェ・ココナツミルク 55% (80g)


マルゥ・チョコレート ウォールペーパー・コラボ: ティエンジャン 80% (80g)

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ホーチミンの情報はこちらにまだまだありますよ~♪

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