【韓国ドラマ】「ナビレラーそれでも蝶は舞うー」の感想

ナビレラーそれでも蝶は舞うー

2021年 Netflix 全12話

キャスト パク・イナン、ソン・ガン、ナ・ムニ、 ほか

ストーリー
バレエダンサーを目指す青年イ・チェロク(ソン・ガン)は、壁に当たりスランプに陥っていた。
そんな時、定年退職した元郵便局員のシム・ドクチョル(パク・イナン)が、子供のころの夢を叶えるため、バレエを習いにスタジオを訪れる。
老人にバレエができるはずがないと、チェロクやコーチは門前払いするが、ドクチョルは諦めず、熱心に指導を頼む。
そんな熱意に折れたコーチは、チェロクにドクチョルの指導を命じるのだがーー。

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《感想》

もうね……最初から最後まで胸に突き刺さり、感動の大号泣ドラマでしたよ、コレ……。

見ていない人は絶対に見るべきです!! 後悔しません!!! 超オススメです!!!

とにかく、おじいさんのドクチョルが、バレエを頑張る姿がいじらしくて、切なくて。
ドクチョルは子供のころ貧しくて、バレエを習うという夢を諦めざるを得なかったんですね。それで、定年退職してから、その夢を叶えようとするんです。
「いい年した自分がバレエなんて……」と最初は躊躇するんですが、友人が病に倒れ夢半ばで亡くなったりするのに直面して、一大決心します。
もちろん妻を始め、子供たちは「おじいさんがバレエなんて恥ずかしい! やめて!」と大反対。
だけどめげずにドクチョルは頑張るわけなんです。

そして、そのおじいさんの指導を任されたのが、若きダンサーのイ・チェロク(ソン・ガン)。才能はあるけど壁にぶつかり、怪我もあったりして、バレエを辞めようかと悩んでいます。
チェロクは最初、ドクチョルの指導に乗り気ではないのですが、ドクチョルのバレエへの情熱や、その優しくまじめな人柄に惹かれていきます。

この年齢差50歳の二人の関係性が本当に素晴らしいんです!!

チェロクはバレエの先生ではあるけど、人生の先輩はドクチョルなわけで。
チェロクはバレエを教えるけど、ドクチョルに人生を教わり、いろいろな局面で助けてもらうんですね。
そしてお互いを思いやり、成長し、無二の親友として、二人の絆が深まっていきます。
その過程が本当に感動的で、胸に迫ります。

脇のキャラクターたちも、それぞれの年代や立場にある悩みや葛藤を抱えていて、みんな魅力的です。
私が特に良かったのは、チェロクの元同級生ホボム(キム・グォン)のエピソードです。彼はチェロクの父が原因で、夢を諦めることになり、チェロクを逆恨みするのですが、ドクチョルとの交流によって変わっていくんですね。
本当のワルになり切れない、ホボムのキャラクターや、ドクチョルとの関り方(特に後半)がとてもとても良かったです。

もちろんすべてが上手くいくわけではなく、それぞれの人に色々と辛いことが訪れます。でもそれを受け止め、乗り越えていく姿が感動的に描かれているんです。

最終回は最初から最後まで大大大号泣でした。こんなに泣いたドラマは久しぶりです(TT)
テイストとしては映画「ショー・シャンクの空に」に似ている気がします。設定は全然違いますが……(^-^;

とにかく、感動の人間ドラマが見たい方には激オススメです~~~!!!


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