【韓国ドラマ】絶対に面白い!オススメ☆イ・ビョンフン監督ドラマ

イ・ビョンフン監督は「宮廷女官 チャングムの誓い」を始め、数々の韓国時代劇を大ヒットさせている巨匠監督です。
私も大ファンで、彼の時代劇はほとんど見ています。

なぜイ・ビョンフン監督作品は面白いのか? 5つのポイントをご紹介しますと……

ポイント1 ドラマチックでスピーディーな展開
とにかく展開が早く、予測がつかないのでグイグイ引き込まれます。

ポイント2 主人公が爽快!
主人公は貧しい育ちながらも頭が良く、不遇な境遇を自分の力で切り開いていきます。

ポイント3 悪役が魅力的
主人公と対峙する悪役も、悪役なりの葛藤がちゃんとあり、魅力的に描かれています。

ポイント4 師匠との絆に涙!
主人公の成長を優しく、ときに厳しく見守る師匠が登場します。そして師匠が身を呈して主人公を守る姿が感動的です。

ポイント5 主人公を取り巻く魅力的な脇役たち
身寄りのない主人公を面倒見てくれるおじさん、おばさんが登場します。
口は悪いけど優しく、そしてちよっとおっちょこちょい。
深刻なドラマの箸休め的なコメディリリーフとなっています。

ということでイ・ビョンフン作品には「視聴者をずっとハラハラさせて飽きさせない」「視聴者を感動させる」「笑わせる」などの数々の工夫がなされているんですね。

ですから50話以上のドラマも全然飽きずに一気に見られてしまうんです。

そんなイ・ビョンフン監督作品の中で、私の超オススメはこの3本!

ホジュン―宮廷医官への道―


韓国で最高視聴率63.7%を取った(放送当時は放送局が少なかったというのもありますが)伝説の名医・ホ・ジュンの半生を描いたものです。
1話のトップシーンから引き付けられ、一気に見てしまいます。
ホ・ジュンと師匠の絆、科挙を受けるまでの苦労、宮廷医官になってからの葛藤などなど、主人公の成長とドラマがしっかりと描かれています。
個人的にはホ・ジュンを想い続けたイェジンが切なかったー。

宮廷女官 チャングムの誓い


もう説明不要、日本で韓流時代劇ブームを起こした、医女チャングムの人生を描いたドラマです。(韓国の時代劇は99%フィクションと言われてるんで、本当のエピソードはほとんどありませんが……)
歴史書に「王を診た医女がいた」という記述だけから、ここまでドラマチックなストーリーを組み立てたそうで、本当に凄すぎます。
イ・ヨンエの演技と美しさも見所ですが、悪役のチェ尚宮を演じたキョン・ミリもいいですね~。

トンイ


奴婢から王の側室になり、のちに英祖王の母となったトンイの人生を描いたドラマです。トンイも実在の人物ですが、ストーリーはほぼ創作です。
こちらも波乱万丈、先の読めない展開で一気に見てしまいます。主役のハン・ヒョジュちゃんの爽やかな笑顔に癒されます。
ラストの終わり方も素敵で良かったです。

上の3作品ほどではないですが、こちらも面白いですよ!

馬医(マイ)


獣医師から宮廷の医師になった、ペク・クアンヒョンのドラマです。
こちらはホジュンと違い、外科手術の先駆けとなった医者で、薬で根治が難しい患者を手術で治療していきます。
ストーリーは面白いのですが、上の3作品に比べると若干テンポが遅いです。韓国では期待したほど視聴率が伸びなかったそうですが、そういうところが原因だったのでしょうか?

商道(サンド)


貧しい境遇に生まれながら、一代で巨万の富を築いた商人・イム・サンオクのドラマです。
宮廷ドラマが多いイ・ビョンフン作品で、珍しく庶民のほうにスポットが当たっています。
敵の商人を出し抜いて、自分のほうに利益をもってきたりと、商人同士のやり取りがスリリングで、結構、面白いのですが、韓国ではあまり視聴率が伸びなかった模様。

イ・サン


日本では何度も再放送している人気ドラマですね。
私的には英祖王と正祖の祖父・孫の絆の描き方が、他の作品に比べたら物足りない印象でした。友情や恋愛の描き方もあまりスッキリしなく、最後まで見るのが若干、長く感じられました。
ラストのイ・ソジンの枯れた演技は、映画『ラストエンペラー』のジョン・ローンを彷彿とさせる切なさがあって良かったんですけどねー。

オクニョ 運命の女(ひと)


現在、NHKで放送中です。
飽きさせない展開で面白いのですが、今までのイ・ビョンフン作品に比べると、窮地に陥った主人公があっさりピンチを脱出できたりと、ストーリーの練りが足りない印象です。
ですので、あまりハラハラドキドキはありません。
まあライトな感じなので、気軽にサクサク見られる良さはありますが。

そして最後に、あまりオススメできない作品を……。

大王の道


これはイ・ビョンフン監督が今の作風に変わる前の作品です。この作品は不人気なため、途中で打ち切になったそうです。(スタッフ間のゴタゴタもあった模様)
そういう作品だけあって、教育ビデオを見ているような退屈さです。理不尽な目に合い続ける主人公・思悼世子が痛ましく、見ていてモヤモヤするし、楽しくありません。
でもイ・ビョンフン監督はこの反省を踏まえて、今の作風に変えたんでしょうね。そういった意味では貴重な作品であります。
このリベンジとして、同じ人物たちが登場する『イ・サン』を作ったんですかね~。

韓国時代劇は話数が多くて見るのに時間がかかるのですが、とにかく面白いし、深く描かれたドラマにグッとさせられます。
「なんか面白いドラマないかな~」という方は、是非、見てみてください!

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